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ご無沙汰しています。
ラッセルというか、英国人のユーモアは自己防衛的な側面があるように思われます。よくいえば大人の態度であり、徹底的に落ち込む危険を回避できます。
ラッセルは、祖母に厳しいしつけをされますが、祖母は何に対しても物怖じしないとともにユーモアもあり、ラッセルも影響を受けていると思われます。
土屋先生の文章力(表現力)もたいしたものだと思いますが、後期ウィトゲンシュタインの影響を強く受けている多くの哲学者や思想家の例にもれず、日常言語(即ちその哲学者の母国語/土屋氏は日本人なので日本語)の分析に終始しています。ラッセルも曖昧な日常言語の分析による問題の精査は重要だと考えてはいましたが、周知のように、日常言語の分析に終始するオクスフォード学派の哲学者たちには反発を抱いていました。
ということではありますが、哲学の軽い読み物としては楽しく読めますし、哲学を毛嫌いする人に勧め易い本です。
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