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「待ってて」全裸から急いでワンピースを羽織り
ハンドバッグをつかみ階段を降りる26歳のフエイ・ダナウエイ「恥知らずね、年寄りの車を盗もうだなんて」
30歳のウオーレン・ビユーテイ「買おうとおもつてみていた」
「ウソつき。食事代にも困ってるくせに」
「そんなことはない。コーラを買うくらいはある。家に入れてくれる 」
「食卓でも盗む気 」
「街まで一緒に行くかい 」
「仕事に行くところよ」
「仕事してるの 」
「そうよ」
「どんな 」
「関係ないでしよ」
「映画スター 」帽子の鍔に手をやり「整備士とか 」
「まさか」
「メイド 」
「私をなんだと思ってるの」
「ウエイトレス」
「あなたの仕事は 自動車泥棒のほかによ」
「自分にあつた仕事をさがしているとこ」
「でしようね。でもその前は 」
「実は、州刑務所に」
「刑務所 ………盗んだ相手が悪かったのね」
「強盗の罪でだ」
「物騒な世の中だわね」
「この辺で楽しみは 原っぱでのんびり 」
「そりやあ刑務所の方が楽しいでしよ」
「俺の右足を見て。おので指二本切り落とした」
「なんで」
「サボるため、見てみるか」
「嫌よ。大通りの真ん中であなたの汚い足なんて、見たくないわ」
「ほんとにやつたの 」
二人でコーラをゆつたりのむ。
「どんな感じ 」
「刑務所か」
「違う。強盗よ」
ゆつたりと「最高だ」
「やつぱりね強盗なんてウソばつか」
ウチボケットからウオーレンはコルト・リボルバーをだしじつくり と見せる。
「使う勇気はないんでしよ」
「じやあここでよく見ておけ」
雑貨屋にはいり札束をとってきて見せる「ほら」と謂って一発打つ。
他人の車に乗りながら「ヘイ!あなた名前は 」
クランクを開けエンジンをかけながら「クライド・バロウ」
「ハーイ、ボニー・パーカーよ。ナイスミーチユ」
ふつとばしてバンジヨーが軽快な音楽。
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