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松下様、レス並びにラッセル入門のご案内、誠にありがとうございます。
わたしとしてはまず一番わかりやすいらしい『倫理学がわかる事典』を
読んでみようと思います。
ところでわたしがラッセルに興味をもったのはもうずっと昔、論理学の
世界では有名らしい「坂本百大」氏の講義を受けた事がきっかけです。
百大氏は第一回目の講義でラッセルの哲学の素晴らしさを一通り話した
あと、いきなり黒板に次のような文章を書きました。
A>「鈴木君は天才か馬鹿かのどちらかである」
百大氏は「この文章は正確ではない」といい次に
B>「鈴木君は天才かそうでないかのどちらかである」と書きBの文章
が正確である、といいました。わたしは「なるほど!!」と眼からうろ
こが落ちる思いでした。確かに鈴木君は天才であるかもしれないし馬鹿
であるかもしれないし、はたまた秀才であるかも知れないし、凡人であ
るかも知れないのです。つまりどうみてもAの文章は正確ではないわけ
です。わたしは正確な文章を書くためにはラッセルの哲学を勉強しなく
ては!!と思い百大氏の講義を聞いておりましたが「ド・モルガンの法
則」などが出てくるあたりから良く解らなくなってしまいました。
今後はまずこのHPでラッセルの生涯について学び、次に哲学を学ぼう
と思っております。それでは今後ともよろしくお願いします。
http://www.cna.ne.jp/~kuroneko/index.html
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